
カメラマンとして活躍したい!女性カメラマンになる夢を叶えるためのアイディアまとめ
2021-04-14
そもそもカメラマンってどのような仕事なの?
カメラマンと単に言っても、実にさまざまなカメラマンがいます。たとえば、フォトスタジオで七五三や結婚式の記念写真を撮影するカメラマン。戦地へ出向いて、現地のリアルを撮影する戦場カメラマン。その2つを比較するだけでも、環境が大きく異なることがおわかりいただけるかと思います。
まずはどのジャンルのカメラマンになりたいのかを明確にすることが大切です。
一般的なのは雑誌・広告カメラマン
カメラマンとして、まずイメージするのがこちらの雑誌や広告のカメラマンかと思います。
ファッション誌のモデル撮影や企業の販促を狙った広告撮影など、あらかじめ対象物を決めるため、事前打ち合わせなども重要なカギとなってきます。

報道カメラマンやスポーツカメラマンなど専門分野も多数
上記で紹介したカメラマン以外にも、報道カメラマンやスポーツカメラマンという撮影もあります。
報道カメラマンは、事件や事故などの状況の撮影。スポーツカメラマンは、野球やサッカー、プロレスなどスポーツ会場へ出向き撮影を行います。臨場感や選手の表情をいかに魅力的に撮影するかのテクニックが求められます。
また、水球や水泳など"水"に特化した水中カメラマンというジャンルもあります。事細かくジャンルがあるため、自身のジャンルをとことん追求してテクニックを高める必要性がありますね。
カメラマンになる夢を叶えるには
ここからが本題です。カメラマンになる夢を叶えるには、一体どのようなアクションや段階を踏んでいけばよいのでしょうか。
実は、カメラや映像に特化した学校へ通うだけではありません。さっそく以下で手段別に詳しくご紹介していきますね。自分に適したものを見つけてみてはいかがでしょうか。

美術や芸術系の大学へ進学
美術や芸術系の大学へ進学することで、学生のうちからカメラマンになるための勉強ができます。また、大学ではカメラマンに必要な撮影テクニックだけでなく、編集などの技術も学部によっては学べるでしょう。
専門学校で学ぶ
専門学校では、大学よりもより自分のニーズに合わせて学習できる場合が多いです。将来のカメラマンとしてのビジョンが明確な場合は、大学よりもおすすめです。
ただ学費も学校によって異なり、それなりにすることも多いのでそこに関しては懸念として挙げられるでしょう。
カメラアシスタントとして経験を積む
実際にカメラマンとして活躍している方のアシスタントにつくのも、独立への近道です。
しかし大学や専門学校の倍率よりも高いどころか、募集していないケースも多々。また、映像会社などのアシスタントの場合はまだしも、フリーカメラマンのアシスタントになる場合、明確な募集要項などはなく技術や熱意など重きを置くポイントもまちまちです。
何度も断られても諦めずに粘ったら、アシスタントにしてもらえた。なんてケースもあります。気になる(好きな)カメラマンのアシスタントになるためには、粘ることも大切そうですね。

独学で人気になるカメラマンも!
ここまで紹介したパターンは、学校や会社、フリーのカメラマンのアシスタントに就くという方法でした。ですが、もちろん独学でもカメラマンになることは可能。カメラマンになるために、特別な資格は必要ありません。
そのため、センスさえあれば第一線で活躍することもできます。ただ、もちろんカメラの基本操作はもちろん応用としてのテクニックまでしっかり把握しておくことはマストです。名乗れば誰もがカメラマンとして仕事を獲得できるわけではありません。
独学の場合はSNSやHPが重要
会社員としてのカメラマンは、会社側が仕事を獲得してきてくれることが多々。コンスタントに仕事があることが多いです。
しかし、独学の場合は、自分の作品次第でクライアントが見つかるか否かが決まってきます。SNSにて自身の作品を発信。その際は、プライベートアカウントとは別にカメラ専用アカウントを作成しましょう。そうすることで、アカウント自体に統一感も生まれますし見やすくなります。
ホームページもあると尚よいでしょう。その際は、独自ドメインを取得して作成することで、検索でも上位にヒットしやすい傾向にあります。また、自身のプロフィールや人柄なども記載しておくと人間性もアピールできて、安心感にも繋がります。

何でも屋にならないこともポイント
独学となると、あらゆるジャンルに手を出した方が仕事は増えるのでは。と考えがちですが、実はマイナスかもしれません。
独学の場合は、得意分野を決めてそこをとことん追求することで唯一無二の存在になれる可能性がアップすることも。「自然を撮影するなら〇〇さん!」そう名前が挙がるようになれば、一気に仕事も舞い込み安定も手にしやすいですよ。
独学で学んで活躍していく以上、何でも屋のように広く浅くはもったいないです。
まとめ
いかがでしたか?今回は、カメラマンという夢を叶えるための前段階について詳しくまとめてみました。学生を経て就職も可能ですが、独学でもなれないわけではありません。
自分のライフプランはもちろん、金銭面でも無理をしないことはとても大切。是非、自分に合った手段をチョイスしてみてくださいね。皆さんの夢が叶いますように♪


written by 荒津 涼子
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