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カメラマンとして独立!フリーのカメラマンとして活躍するための事前準備まとめ

カメラマンとして独立する際の、事前準備は一体どのようなものがあるのでしょうか。「手続きや開業準備は面倒くさい...!?」そのような疑問もクリアになる記事となっております。カメラマンとして独立する際に必要な準備をまとめましたので、今後独立を検討している方のTODOリストのような役割も担えると思います。是非このまま読み進めてみてください。

カメラマンとして独立を決めたら

カメラマンとして会社などで経験を積んだら、独立を視野にいれる方も多いと思います。ただ、独立と言ってもまず何をすればいいのか。どんなアクションを取っていったらいいのか悩みますよね。そこで今回は、カメラマンとして独立を決めた日からやるべきことを一挙大公開します。独立準備にこれから励む方のお役に立てれば幸いです。


 

独立前にやっておくべきことまとめ

ここからは実際に、具体例を挙げて独立前にやっておくことをお伝えしていきます。開業に欠かせない基本的な書類から、開業後も安定した仕事を得るために役立つアクションまで多岐に渡ります。さっそくこの記事で確認してみてくださいね。


 

独立前にやっておくべきことまとめ

開業届の提出

まず個人事業主の場合、税務署へ開業届の提出を行います。(株式会社の場合は法務局など、管轄が異なります)開業届は、開業後でも構いませんが、開業後は集客などで何かと忙しいことも多いです。そのため、事前に提出しておくほうがスムーズです。青色申告か白色申告どちらにするか等も、開業届を提出する際に選ぶことになるので事前に検討しておきましょう。


もちろんわからないことばかりだと思います。そんな時は税務署の職員に聞くと、丁寧に教えてくれますよ。大切なスタートだからこそ、しっかりと理解して物事を進めたいものですね。


 

SNSやYouTubeの開設

SNSとYouTubeの開設も、出来ることなら開業前に済ませておきましょう。開業した段階でSNS上にある程度の作品がアップされていると尚いいです。


ポートフォリオがある人とない人では、信頼感が抜群に違います。またそれぞれ自分の作品にあった効果的なハッシュタグをつけることを心がけましょう。人気のハッシュタグをつけるのも1つの手ですが、多くの人がつけることで投稿が埋もれてしまいがちです。ですのでまずは、そこまで多くないハッシュタグをつけるのもポイントです。


自分だけのハッシュタグを考えて必ずつけるというのも、オリジナリティが増してより良くなります。


 

クラウドソーシングサイトへ登録

クラウドソーシングサイトでの出会いも実は侮れません。近年そのようなサイト自体も増えてきました。ただ、サイトごとに案件の数や手数料に違いがあります。自分に合ったサイトを見極めましょう


もちろん数件登録しておくのも1つの手。その中から、時間をかけて使いやすいサイトを決めてもよいかと思います。クラウドソーシングサイトで出会うクライアントの中には、単発ではなくよいパートナーシップを築きながら継続的にお仕事をくれる方もいます。


もしかしたら、ここでの出会いが自身のメインの収入源になるかもしれません。


 

クラウドソーシングサイトへ登録

ビジネスモデルを考えておく

自身のビジネスモデルを事前に考えておくことは、とても重要なことです。まずは収益やリスクなど全体的にざっくりとしたイメージしましょう。


また、数字面での目標が現実的なのかもこのあたりで明確になります。たとえば、月50万円目標の場合に1回の単価が5万円であれば10回仕事をすれば達成です。


しかし現実はそこまで甘くはありません。こんな単純な考えではすぐに閉業してしまいます。まずどのような客層にどのようなサービスを行うのか。このあたりを追求して価格設定をしていく必要があります。市場を参考にして自社のサービスやポジションに合わせて、価格を決めるのも◎最初は、成功している方の真似をすることも成功に近く秘訣です。


 

撮影対象に合わせた環境や設備(備品)を整える

いざ開業したけれど、きちんと設備が整っていなかった。では済まされません。開業届を出した以上は、趣味ではなく仕事。必ず事前に、自身が提供するサービスに合わせた備品や環境の準備をしておきましょう。


フリーランスのカメラマンの中には、1人暮らしにもかかわらず2LDKなどのアパートを借りて、自宅の一室を撮影スタジオにしている方もいます。撮影は、対象物はもちろん、空間や外的要因も大きく影響します。素敵な1枚をお客様に提供するべく、いつでも仕事を受けられる環境に努めましょう。

撮影対象に合わせた環境や設備(備品)を整える

出張撮影は可能なのか

フリーのカメラマンでも人気の場合は、全国各地から依頼が舞い込むことも多々あります。


開業した段階で、遠方への出張は可能なのか。また、金額はどのように設定するのかも決めておきましょう。遠方の場合は、前泊などが必要なことも。そのあたりの価格設定も明確にしておくことで、相手側も依頼しやすくなりますよ。


ウェディングフォトなど、人生に1回だけの大切な日を彩るお手伝いをするカメラマンこそ、出張案件の料金設定は早めに決めておくことをおすすめします。


 

出張撮影は可能なのか

まとめ

いかがでしたか?今回は、カメラマンとして開業する前にやっておきたい準備を中心にまとめました。こうして1つひとつを見ていくと、そこまで難しいことはないことがおわかりいただけたかと思います。


開業前にしっかりと準備が出来るか否かで、開業後の状況が大いに変わってくることも。開業後に生じた思わぬトラブルも、事前に準備をしておくことで乗り越えられるなんてことも少なくありません。リスクマネジメントといった一面からも、開業前の準備はマストですよ。


皆さんのビジネスが成功しますように。


 

written by 荒津 涼子

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