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【フリーランスデザイナー向け】エージェントサービス事例5選

フリーランスデザイナーとして独立した時に、一番悩みを抱えやすいのはデザイン以外の業務であることがほとんどです。何故なら独立前まではやらなかった営業、経理、契約手続き等も全て自分でこなさなければいけないからです。そこで、エージェントを利用してみてはいかかがですか。今回の記事ではエージェントを利用するメリットと合わせて、オススメのエージェントサービスをご紹介します。

そもそもエージェントとは?

フリーランスデザイナー向けのエージェントとは、個々の希望や能力に合わせて仕事を紹介し、契約書や営業を代行してくれるサービスのことです。ここでフリーランスがエージェントを利用する3つのメリットについて解説します。エージェントを利用するメリットは以下の3点です。①自分のやりたい仕事に集中できる②収入の安定性が見込める③会社員のような福利厚生を受けられるそれでは1つずつ詳しく解説していきます。

そもそもエージェントとは?

①自分のやりたい仕事に集中できる

エージェントを活用することで最も大きなメリットが自分のやりたい仕事に集中できる点です。独立すると自分で業務をこなさなければなりませんが、個人でできる業務には限界があります。エージェントを活用すれば、希望にあった案件を獲得できたり、デザインの仕事に集中できたりとスムーズに業務を運営することができます。

②収入の安定性が見込める

フリーランスであれば会社員と違い、完全に成果報酬型になるため、安定的に報酬が得られる訳ではありません。案件と案件の間に時間があけば、報酬もそれだけ空白の期間が空いてしまいます。忙しい案件中に営業活動を行うのは厳しい場合もありますよね。しかしエージェントを活用すれば、案件の終了時期を見込んで代わりに仕事を紹介してもらうことができます。すると、収入を安定的にコントロールすることが可能になります。

③会社員のような福利厚生を受けられる

会社を離れ独立すると、福利厚生などといったサポート制度も合わせてなくなってしまいます。しかしエージェントに登録すれば、人間ドッグや健康診断費の優待や、保険サービスなど会社員のような福利厚生を受けられる場合もあります。このような福利厚生制度があると日々の仕事や生活も安心できるでしょう。

エージェントサービス事例

ここまで簡単にエージェントについて解説してきました。ここから代表的なエージェントサービスを長所と合わせてご紹介していきます。

エージェントサービス事例

①レバテックフリーランス(レバテック株式会社)

CMや広告で知名度の高いレバテックフリーランス。利用者が非常に多く、フリーランスエージェントのパイオニア企業として評判が高いサービスになっています。中でも評判が高いポイントが、案件が高単価である点です。最高単価は約160万円を超えるものもあり、高年収が見込めます。さらに、案件が幅広い、東京・大阪・福岡の全国三箇所に拠点がある、といった点もレバテックフリーランスの大きな特徴と言えるでしょう。

②Midworks(株式会社Branding Engineer)

Midworksは、保障が手厚いことで有名なエージェントサービスです。「社員同等の保障」を掲げており、年金や保険の制度を会社員のように受けることができます。リスクを抑えられる点で、独立するにあたり不安な方にはぴったりのサービスとなっています。案件数も豊富で若いフリーランスの方に人気なエージェントです。

③Pe-BANK(株式会社Pe-BANK)

Pe-BANKはエンジニアに人気のエージェントサービスです。Midworksと比べ利用者の年齢層が高い点も特徴です。また、東京や大阪に限らず、札幌・仙台・岡山・広島・福岡でもキャリア相談を行うことができ、地方にお住いのフリーランスデザイナーも相談しやすいサービス形態になっています。エントリーと相談のみであれば無料で試すことができるため、独立に不安を感じているのであればまずPe-BANKに相談してみても良いかもしれません。

④techcareer freelance(株式会社アイデンティティー)

techcareer freelance(テックキャリアフリーランス)の最大の特徴がマージン率の低さです。マージン率とは派遣料金から派遣賃金を差し引いた残りの額の割合のことを指します。即ち、マージン率が低ければ低いほど同じ案件であっても、フリーランスデザイナーの手元に入る報酬が高くなります。techcareer freelanceでは、このマージン率が公開されていて、約10%と業界でもナンバーワンの数字を掲げています。年収は何百万といった値になるため、このマージン率の数パーセントの差でも大きな影響を与えるでしょう。とにかく大きな額を稼ぎたい、手取りの年収額を最大限にしたいといったフリーランスデザイナーの方にオススメです。また、福利厚生の制度が手厚いことも特徴です。

⑤クラウドテック(クラウドワークス)

クラウドテックは、クラウドソーシングサービスの最大手企業であるクラウドワークスが展開するフリーランス専門のエージェントです。クラウドソーシング事業の資源を最大限に活用しているサービスなため、案件数が非常に多く、リモートワークや在宅ワークの案件も豊富です。自由な働き方を推奨しているため、他の仕事と並行したい、育児と両立したい、といった方にぴったりのサービスになっています。


以上5つのエージェントを紹介しましたが、どのエージェントにもそれぞれ違った特徴があることが分かります。自分のスタイルやスキルを踏まえた上でより良いエージェントを活用しましょう。またエージェントを複数契約するデザイナーの方も少なくありません。自分に合ったエージェント選びを心がけましょう。

まとめ

いかがでしたでしょうか。今回の記事ではフリーランスデザイナーがエージェントを利用するメリットや、エージェントサービスの事例をご紹介しました。エージェントはサービス毎に特徴を踏まえ、自分に合ったスタイルで活用することができれば非常に役に立つサービスです。是非今回の記事で複数のエージェントを比較した上で検討してみてください。フリーランスデザイナーとしてスムーズに業務できるよう祈っております。

written by 阿部

21歳の大学生。学業とライターを両立している