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YouTubeとInstagram本業として稼ぎやすいのはどっち?

本業や副業としてYoutuberとInstagramerの配信をしている方がいますが、どのように収益を上げているか気になりますよね。今回は仕事内容の違いや、収益を上げる為の方法や難易度についても解説します。

YouTubeの稼ぎ方

まずは、YouTubeで収益を上げる仕組みについて代表的なものを紹介します。


 

YouTubeの稼ぎ方

広告収入

YouTubeで動画を視聴する際に、広告が流れた経験はありませんか。その広告は、企業や個人などがYouTubeにお金を支払って自社の製品を宣伝するための広告で、動画の再生回数に応じてYouTubeから動画投稿者にお金が支払われます。テレビのCMも同様の形式をとっています。複数ある広告の種類を簡単に紹介します。


 


・インストリーム広告


動画の始めや、動画内で流れる広告を指します。数秒~数十秒の長さのものが多く、特に長いものだとスキップが可能なケースもあります。


・オーバーレイ広告


オーバーレイ広告は、パソコンやタブレットでYouTubeを再生した際に出てくる広告を指します。動画を視聴して10秒後、画面の下部に動画と重ねるようにして表示される細長いバナー広告となっています。


・サイドバー広告


YouTubeで動画を視聴した際に、関連動画が表示されます。サイドバー広告は、関連動画の一覧の上部に表示される広告を指します。


 


どれも動画の視聴数に応じてYouTubeからお金が支払われますので、再生回数が非常に重要になります。


 

スーパーチャット

YouTubeでは事前に編集した動画を投稿するスタイルと、リアルタイムで動画を生配信するスタイルがあります。投稿動画は広告から収入を得られますが、生配信中に広告は流れないので広告収入は少なくなります。


「それなら生配信をしないほうがいいのではないか。」と思われますが、生配信にはスーパーチャットという視聴者が配信者に向けてお金を直接寄付できる機能(俗に言う投げ銭)もあり、一概にどちらがいいと言い切るのは難しいのです。スーパーチャットでは動画の視聴者数は関係なく、魅力ある内容の配信であれば視聴者からお金をいただけます。


実際に、スーパーチャットで月収数十万円というYouTuberも少なくありません。ただし視聴者から渡されたスーパーチャットは、30%がYouTubeの手数料としてかかりますので、注意してください。


 

企業案件

YouTuberが芸能人以上の知名度や影響力を持ち始めているので、企業とのタイアップ動画(企業案件)で収入を得ることもできます。動画広告にストレスを感じてしまうユーザーに対しても、タイアップ企画では人気Youtuberから自然な流れで紹介してもらえるため、ユーザーへの認知度を一気に押し上げることも可能なのです。


企業案件は依頼する方や企業にもよりますが、1本150万円~500万円ともいわれる相場。企業案件を受けられるのは登録者数が10万人を超える必要があるため、難易度は必然的に高くなります。


企業案件の内容は、YouTuberが商品やサービスを体験したときの様子を動画として投稿し、その対価として企業から報酬を受け取ります。


 

YouTubeで稼ぐには?

YouTuberで収入を得る方法を紹介しましたが、長く視聴されるために魅力的な動画を作成して、ファン(チャンネル登録者)を獲得することが大切であることが分かりました。


魅力的な動画には、例えばユーザーが面白いと思ってくれる企画や動画編集能力、会話術が必要です。またどのような動画が人気なのか、YouTube市場の観察力や情報整理能力も必要になります。


 

Instagramの稼ぎ方

続いてInstagramの稼ぎ方について紹介します。Instagramでは個人の投稿に広告が入ることはなく、YouTubeのように再生数で稼ぐことはできません。基本的には一定のフォロワーがついてから、収益を得ることができるようになります。


ではどのようにして、Instagramで収益を得られるのでしょうか。以下で紹介します。


 

Instagramの稼ぎ方

企業案件

Instagramで稼ぐには、企業から「この商品やサービスを紹介してほしい」という案件を受ける方法があります。YouTubeにもありましたが、基本的にフォロワーが多く、影響力のある人が企業案件を受けることができます。


 


一般的に5,000フォロワーを超えると、メーカーなどから商品が送られてきて、使った感想を投稿してPRしてくださいと声をかけられます。


 

アフィリエイト案件

さらにフォロワーを伸ばし1万フォロワーになると、アフィリエイト案件(成果報酬型)について連絡が来ることもあります。アフィリエイトはフォロワーなどの閲覧者に自分の投稿したURLから、商品購入やサービスの申し込みなどの行動をとってもらうことで、成果が得られる仕組みです。


報酬はお金の場合もありますが、モノで受け取ることもあるようです。フォロワーが多くなるほど、金額やモノの内容は良くなります。


 

Instagramで稼ぐには?

Instagramで稼ぐ方は、Instagramで積極的に投稿を行い、多くのフォロワーを抱えて強い影響力を持っている、インスタグラマーと呼ばれています。上記の通り、インスタグラマーは企業から依頼された商品やサービスを投稿することで、報酬を得ています。


 


Instagramは写真撮影や加工の技術があれば、作業を行えます。投稿した写真がきれいだと「インスタ映え」と言われて、フォロワー数が一気に増えることもあります。このようにInstagram内では文章よりも写真の内容が重要になります。


 

YouTubeとInstagramの比較

ここまでYouTubeとInstagramで収入を得る方法について紹介しました。YouTubeでは企画を考えて動画を撮影し、ユーザーが好むような動画編集を行って投稿することで収入を得られます。一方Instagramでは、主に写真を撮影し、写真編集や加工を行い、フォロワー数を増やして企業案件を受けることで収益が入ります。


 


YouTubeでは収益化までの難易度が高く、「直近12ヶ月の総再生時間が4,000時間以上」「チャンネル登録者数が1,000人以上」と決められています。有名YouTuberだと登録者100万人を超えていることもあるので、そこまで難易度が高くないように思いますが、チャンネル登録者数が1,000人以上は上位10%程度とも言われています。大学受験だと、MARCHや関関同立などの難関大学合格と同じレベルです。


また登録者数が少ないときはユーザーに認知されにくく、他のYouTuberの動画よりも興味を引く内容やサムネイルを作成しなければなりません。撮影中は視聴者を飽きさせず、楽しませる話術や動画の編集技術も必要になります。


 


一方Instagramでは多くのフォロワーを抱えないと企業案件がこないため、YouTubeと同じで根気強さが必要になります。ただInstagramでは、フォロワー獲得までの難易度はYouTubeよりも低く、今撮った写真をそのまま投稿するだけでもフォローされることがあるのです。


これは一人のチャンネル登録者数を獲得するのに、企画や編集に時間を掛けるYouTubeとの大きな違いです。写真の見栄えを良くしようとして、撮影と編集を凝ってもスマホアプリで完結でき、時間もそれほどかからないところも違います。


 

YouTubeとInstagramの比較

結局、InstagramとYouTubeどっちがおすすめ?

InstagramとYouTubeの違いについて、ここまで紹介しましたが、結局どっちがお金を稼ぎやすいでしょうか。結論は、自分に向いている方を選択するべき!ですが、それだとわかりにくいので、タイプ別にどっちが向いているのか紹介します。


 

Instagramがおすすめな人

Instagramは写真がメインに表示されますので、写真の編集や加工が得意であることが重要になります。他人と同じ食べ物や商品を撮影しても、より美しく見せるための撮影技術なども必要です。このようにInstagramで稼ぎたい方は、写真に特化しているので、写真に関する知識などが豊富にある、もしくは知識を身につけることが苦ではないことが大切でしょう。


 

YouTubeがおすすめな方

YouTubeは動画のサムネイルとタイトルが最初に表示され、それらが興味を惹くものでないと再生されません。また再生されても、話の内容や編集技術が視聴者にとって物足りなければ、チャンネル登録されず再生回数も増えません。そのため、話術や動画編集スキル、タイトルの付け方に自信がある方はYouTubeでの動画投稿がおすすめです。


 


 

まとめ

InstagramとYouTubeで稼ぐには、それぞれ別のスキルが必要になります。どちらもスマホ1つあれば撮影や編集ができるので、活動自体は簡単に行えますが、実際に収益を上げるまでには根気よく続けなければなりません。どちらが自分に合うのかも紹介しましたが、よく分からなかったという方は、一度両方やってみるという方法もあります。時間はかかりますが、両方やってみて自分に本当に合った方を選択することがで、大きく収益を得られるようになるでしょう。


 

written by すえっと

「フリーライターのすえっとです!
資産運用や株式投資などの記事をこれまでに100記事ほど執筆しています。
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