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女性の味方!羨ましすぎる福利厚生7選

社員のことを考えて作られる福利厚生は、会社を形作るの魅力の1つでもあり、企業の課題でもあります。
中でも女性が働きやすい職場環境を作ることは、労働者不足に直面しつつある近年、とくに大切になってきます。女性は結婚や出産などライフイベントが多いため、精神的、また肉体的に不安定な状態になることもあります。そのような女性に配慮した福利厚生があれば、より社員の満足度も上がるでしょう。

ということで今回は、女性おための福利厚生について紹介していきます。

福利厚生とは

福利厚生と聞いても、具体的にどのようなものなのかピンとこないという人もいるでしょう。福利厚生は会社が定める制度で、社員が安心して、やりがいを持って仕事に取り組むことができるようにする待遇のことです。


一般的な福利厚生としては有給休暇や住宅手当、健康診断などがあり、これらは社員が健康的に負担なく働くことができるように定められているものです。企業によってどんな福利厚生が採用されているのかということは様々ですが、手厚いサポートがあると働き手としてのモチベーションも上がるものではないでしょうか?


そうしてこのような福利厚生は、働き手だけでなく会社側にとってもメリットがあります。優秀な人材を採用する際の、企業のアピールポイントとなるのです。


 

福利厚生とは

女性の味方となる福利厚生7選

福利厚生と言っても様々なものがありますが、特に女性が働きやすい環境を作るサポートは重要です。


ここからは、女性の味方とも言える福利厚生システムを紹介していきます。


 

1.院内保育

働きたいけれど、子どもがまだ小さく手がかかるので、結局家での育児に専念しなければならないということもあるでしょう。保育園に預けようにも待機児童が多くて預け先が見つからない!という女性も多いのではないかと思います。


そのような場合に便利なのが、院内保育です。主に病院などの医療施設で採用されていることが多く、看護師の人出不足を解消するためにこのようなシステムが取られています。院内に託児所のような場所があり、そこに子どもを預けて仕事に専念できるのです。


保育園に預ける必要もないので、子どもを送り迎えする負担もありませんし、一緒に出かけて一緒に帰ることができるので母親としても安心できます。


 


 

2.リフレッシュ休暇

リフレッシュ休暇というのは、特別な記念日などに休暇を取ることができるシステムです。例えば自分の誕生日やパートナーの誕生日、子どもの誕生日など様々ありますが、特別な日をしっかりと家族との時間に充てることで、より充実した生活を送ることができるようになります。平均的には5日程度のところ多いようですが、勤続年数が長くなると取れる日数が増えることもあります。


また、会社の創業記念日を休みにしているところもあれば、子どもの入学式などで休みを取ることができる場合もあります。仕事が理由でやりたいことができなかった…ということがないように、企業が儲けている生活を充実させるための福利厚生の一つなのです。こちらもワークライフバランスの実現のために重要な制度です。


 

2.リフレッシュ休暇

企業が導入している独自の福利厚生

一般的な女性向けの福利厚生のほか、企業が独自で取り入れている福利厚生もあります。ということでここからは、企業独自のユニークな福利厚生を紹介していきます。


 

1.理美容半休(株式会社ツナグ・ソリューションズ)

女性は美容にも力を入れたいという人も多いもの。理美容半休というのは、理容室や美容室を利用する目的で取得できる休暇のことです。株式会社ツナグ・ソリューションズでは月に1回理美容半休の取得を許可しています。


髪を切って整えるだけではなく、美容院などで行っているマツエクやネイル、ヘッドスパなども理美容半休が適用されるので、時間をかけて自分磨きができるのです。月に1回取得できるのが嬉しいポイントですし、女性には嬉しい制度ではないでしょうか?


 

2.ママサポ(クルーズ株式会社)

クルーズ株式会社が採用しているママサポは、子どもがいる女性にとって手厚い福利厚生となっています。子どもの誕生日になんと30万円のお祝い金が支給されるという太っ腹な制度。子どもが満4歳の誕生日になるまで毎年受け取れるので、最大120万円の支給を受けることができます。


子育てにはそれなりにお金がかかってしまいますし、働きながら子どもを育てるというのは容易なことではありません。そのような女性に配慮したこのようなサービスがあるのは、非常に魅力的です。


また、DAIKYOという会社では、出産祝い金というものを導入しています。こちらは1人目の子どもが生まれると5万円、2人目には10万円、それ以降は1人ごとに5万円増額でもらうことができます。


 

2.ママサポ(クルーズ株式会社)

3.エフ休(サイバーエージェント)

女性特有の体調不良というのは、非常に厄介です。そんな日も会社に行かなければならず、苦労することもあるでしょう。サイバーエージェントでは、エフ休というシステムを導入しています。こちらは月に1回取得することが可能で、女性特有の体調不良の時に利用できます。


エフ休の「エフ」は「Female」からきており、ダイレクトなネーミングではないので、恥ずかしくて取得申請ができない、という女性の気持ちにも配慮して設定されています。また、エフ休は妊活休暇としても利用することができます。不妊治療のために通院が必要な場合、エフ休を利用できるのです。急に通院が必要になった場合や、体調を考慮して、エフ休は当日でも取得することができます。


 

4.推しメン休暇(株式会社ジークレスト)

推しメン休暇というのは、アニメやゲームのキャラクター、またタレント・声優などの自分が推しているメンバーの誕生日やデビュー日などの記念日に取得することができる休暇のこと。ゲーム会社であるジークレストならではのユニークな休暇として、注目されています。


また、休暇を取れるだけではなく、1年に1回、推しメンのお祝いを支援するために上限5000円の活動費が支給されるのも嬉しいポイント。全力で推し事をする事ができる、女性にとっては嬉しい制度ですね。ライブに行きたいけれど仕事があって行けない…というような事もありませんし、有意義に時間を過ごす事ができます。好きな推しに全力を注ぐ事で、仕事のモチベーションを保ち、アイディア発案などに役立ててほしいという企業の願いなのでしょう。


 

5.失恋休暇(チカラコーポレーション)

チカラコポーレーションでは、従業員が失恋をした際に取得することができる失恋休暇というものを設けています。失恋をするとすべてのやる気がなくなってしまい、ショックで仕事なんて手につかない、ということもあるでしょう。そのような社員のためにリフレッシュするための休暇を取れるようにしているのです。


失恋をしたら、上司に口頭で報告するだけで翌日から休むことが可能です。取得の回数は無制限で、日数は年齢に応じて変動します。20代前半なら1日、20代後半は2日、30代以上になると3日間取得することができます。既婚者の離婚時にも適用されるようです。


 

福利厚生のメリット

ここまで様々な女性向けの福利厚生について紹介してきましたが、福利厚生は企業側にとってもメリットがあります。以下にまとめているので、チェックしてみてください。


 

福利厚生のメリット

人材雇用効果

より良い福利厚生を採用することで、求人の面でも役に立ちます。求職者は待遇面を重視する人も多いですよね?福利厚生が充実している会社というのは、それだけで魅力的なのです。会社の規模や事業内容なども重要なポイントではありますが、福利厚生を比較して就職先を選ぶという人も少なくはありません。


福利厚生が充実している会社というのは、社員が働きやすい環境が整っています。そのため、より高いモチベーションを持って仕事に取り組めるのです。のびのびと仕事ができることで、業績アップにも繋がるでしょう。


 

従業員の満足度アップ

福利厚生が充実している会社は、社員の満足度も高くなります。より仕事がしやすいように環境が整っているので、ストレスや負担を抱えることなく仕事ができるのです。その結果離職率も下がり、優秀な人材の定着率がアップします。


従業員一人一人のモチベーションがアップすることで会社としての結果も出しやすくなり、業績アップにも効果が期待できます。社員一人一人を大切にする福利厚生を設けることは、働き手にも雇用側にも双方にとっても大きなプラスなのです。


 

会社のイメージアップ

福利厚生は、会社のパンフレットなどに記載して大々的にアピールすることができます。どんな取り組みをしているのか、どんな待遇があるのかということは、求職者にとっては就職先を判断する大きな材料となります。


従業員のことを考えた福利厚生を採用している会社というのはそれだけで魅力的ですし、独自の福利厚生があれば注目も集めやすいのが大きなメリットです。


 

まとめ

今回は、女性に嬉しい福利厚生について紹介してきました。女性は結婚や出産など、人生の節目となるイベントがたくさんありますが、体調や気分が不安定になりやすい時期もあります。そのような場合に役立つ福利厚生があることで、ぐっと働きやすくなるでしょう。


これから就職活動をはじめる方、あるいはこれから起業する方、ぜひ参考にしてみてください。

written by あーちゃむ

フリーのwebライター。
趣味は音楽と映画、読書などさまざまあります。
美容関連・アロマ関連など、女性目線の記事が得意です。