ウェブデザイナー

WEBクリエイターで起業する手順を公開!独立に失敗する人の特徴も解説!

インターネット上に無数に存在するWEBサイト。
それを制作しているのがWEBクリエーターです。素敵なもの、かわいいものなどさまざまなWEBサイトを制作したいと考えている方もいるでしょう。そこで今回は、WEBクリエイターで起業するための手順を紹介します。
また、起業で失敗する人の特徴も解説しますので、独立する際の参考にしてみてください。

まずはWEBデザイナーとして活動する

WEBクリエーターになるには、WEBデザイナーとしての活動から始めるといいでしょう。先ほども述べましたが、WEBクリエイターはサイトのデザインやコンテンツなど幅広い知識が必要です。


そのため、まずはWEBデザイナーとしてユーザーの目を惹きつけるサイトの制作ができるようになりましょう。HTMLCSSなどコーディングの勉強や創造性を磨く勉強などを進めてください。


未経験者や初心者から始める場合、長期的なスキルの習得となります。短期間でスキルや知識を身につけようとすると、途中で挫折することも考えられます。じっくりと自分のペースを守って進めてください。

まずはWEBデザイナーとして活動する

WEBサイトを立ち上げて集客・情報発信を行う

起業後に個人で活動する場合は、案件の獲得のための営業活動や打ち合わせ、事務作業なども自分で行うことになります。


作業以外の時間の確保も大事であり、効率的な案件の獲得や打ち合わせをする必要があります。そのためのWEBサイトを立ち上げて、集客や情報発信をしてみてください。


ただし、ポイントになるのは自分の強みを伝えて集客することです。きれいなWEBサイトをつくることが目的ではありませんので、ご注意ください。


WEBサイトを立ち上げたら顧客が知りたい情報と自分の強みを活かして情報発信を行います。依頼を考えるクライアントには課題があってWEBデザインを依頼しようとしているのかを掘り下げて記事にしてみましょう。

案件紹介のエージェントなどを利用して売上げ基盤と実績をつくる

集客用のWEBサイトを立ち上げても、いきなり依頼がくるわけではありません。しかし、起業するからには生活のための売り上げやスキルの獲得も必要です。


そこで案件を紹介してくれるエージェントを活用しましょう。無料登録で利用できるエージェントもあり、スキルに応じた案件を紹介してもらえます。長期案件を獲得すれば生活も安定してくるため、お金の面の不安が少なくなるでしょう。


ただし、エージェントを通じた案件は自分の実績として公開できないことがあります。WEBサイト掲載用の実績をつくるために、案件をこなす以外の時間の確保も必要です。

WEBサイトにポートフォリとお客様の声を公開

WEBサイトに掲載できる作品が仕上がったら、ポートフォリオ(制作実績)として公開しましょう。ただし、単に作品を掲載するのではなく集客用コンテンツとして仕上げてください。


具体的には「なぜこのコンテンツを作ったのか」「このデザインで目指す目的は何か」「作品に対して考えた工程や試行錯誤の中身」などを書くようにします。ポートフォリオがデザインであれば、最終的になぜそのデザインに決めたかを書いてみてください。


そして、制作物に対するお客様の声も掲載します。作品を作るにあたりクライアントからの感想などをもらっておき、コンテンツとしてWEBサイトで公開すると信頼の獲得につながります。

媒体掲載や新規立ち上げを狙う

WEBクリエイターとしての実績が積み上がってきたら、デザインであればメディアや媒体への掲載も目指したいところです。ほかにもWEBサイトの新規立ち上げなどの依頼にも挑戦してみて欲しいです。


そうすることで、自分のスキルに対する説得力が増していき、単価をあげることにもつながります。

見積もりや会計、確定申告の事務作業を効率化する

個人のWEBクリエイターとして活動する場合は、作品の制作以外にもさまざまな業務もこなさなければなりません。


クライアントに見積書や請求書を出したり、日々のお金の流れを帳簿に記録したりと事務的な作業もあります。また、新しい年を迎えると確定申告の準備も必要です。そのような事務や会計の仕事も効率化することがポイントです。


独立時にクラウド型の会計ソフトを導入するなど、環境を整えるようにしましょう。

WEBクリエイターの起業で失敗する人とは?

ここからはWEBクリエイターの起業で失敗する人の特徴をみていきます。起業で失敗しないためにも、以下の内容を念頭に入れておきましょう。

WEBクリエイターの起業で失敗する人とは?

営業がうまくできない人

フリーランスや個人事業主として活動するならば、営業スキルも大切です。営業スキルがクライアントを獲得するわけですので、そのスキルも身につけていきましょう。


営業ができない人の特徴は、「コミュニケーション能力が低い」ことです。コミュニケーション能力に自信がないと、積極的な営業活動ができなくなり売上げの目処も立たなくなります。


また、作業に追われてばかりいても営業活動はできません。業務量が多すぎてもいけませんので、バランスを保つようにしましょう。継続した営業活動が資金ショートを防ぎ、生活基盤を支えていきます。

誰にでもできる低単価の案件しか受注できない人

起業したてのころや独立の準備期間中は「低単価でも請け負って稼がなくては…」と思うかもしれません。スキルが乏しいと高単価の依頼を受けることが難しいため、低単価の仕事を受けるのは仕方ありません。


しかし、低単価の案件が必ずしも短時間で終わるとは限らず、長時間の作業をしても十分な収入にならない場合もあります。低単価な案件は独立前の実績づくりやスキルアップのためと考えた方がいいでしょう。


よって、起業前にWEBクリエイターとしてのスキルや営業スキルを身につけることが大事です。

作業に追われスキルアップの時間がない人

作業に追われると営業活動の時間がなくなるだけではありません。スキルアップの時間も確保できなくなります。スキルアップができなければキャリアが停滞してしまい、収入にも悪影響です。


WEBの世界は常に進化しているため、日頃からさまざまなことを身につけていくことが大切になります。ですので、作業に追われてばかりではいけないのです。


 


・収入の確保のための継続的な営業活動


・稼働時間と報酬の条件を比較して満足できる案件の獲得


・次の案件につながるようなレベルで制作物を仕上げて信頼を得る


 


以上のことを心がけて起業するようにしましょう。

まとめ

今回はWEBクリエイターで起業する手順を解説しました。


安定して収入を得ていくことは簡単なことではありませんが、ひとつひとつ着実に取り組んでいきましょう。

written by Ymaguchi Chihiro

ライター歴5年超。フリーで活動しているライター兼ブロガーです。読者の皆さんにわかりやすい文章を心がけています。