イタリアン居酒屋を開店!開店後も人気店であり続けるためにやるべきことまとめ
2020-04-02
夢の開業!人気店であり続けるためのアイディアまとめ
資金面や物件、人材育成などなど...開業まで漕ぎ着けるのにもいくつかの試練があります。しかし、開業までがゴールではありません。むしろここからがスタート。そこで今回は、開業後にスポットを当てて、人気店であり続けるためのアイディアをお伝えしていきたいと思います。イレギュラーを乗り越える力や、顧客を掴むアドバイスまで踏まえてご紹介します。是非参考にしてみてください。
看板メニューを決める
飲食店へ行った際に、店員さんにオススメを聞く方も多いかと思います。その時に『うちは全ておすすめ』なんて言われた経験はありませんか?もちろん、自店のメニューに自信があるのは良いことです。ただ『まずは(迷ったら)これを食べて欲しい!』という看板メニューがあると、リピーターがつきやすいですよ。看板メニューが手羽先の場合...『手羽先が食べたいから〇〇へ行こう』など、特にこちらから動くことなく、お客様の中で来店する動機づけをしてくれます。
席を無駄にしない
席の配置も実はとても重要なのです。全て4人掛けや6人掛けの場合、1人で来店されたお客様も必然的に大人数のテーブルへと誘導しなければなりません。ウェイトが出るような満席時には、非常に勿体無いです。1人掛けや2人掛けなど、席のバリエーションを増やして店舗を作りましょう。そうすることで、死に席ができる問題を解決できるだけでなく、席ごとに視点も変わるためお客様も楽しめます。
チケットやポイントカードの活用
チケットやポイントカードを作ることでも、再来店のきっかけづくりをすることができます。次回の割引券やドリンクサービス券など...『また行ってみよう』という背中押しをすることが可能。ポイントカードも同様で、溜まると特典があることでコンスタントに通ってくれるファンを掴みやすいです。特にイタリアン居酒屋の場合、女性客も多いです。女性のお客様は "お得感" に非常い敏感。是非チケットやポイントカードの導入を検討してみてくださいね。
トレンドに敏感であること
ブレない経営も大切ですが、トレンドをキャッチする能力も非常に大切です。飲食店向けの展示会などへ定期的に足を運ぶことも重要。また、競合店調査もオススメです。自分の視野だけでなく、業界全体を見るイメージで、常にアンテナを張っておきましょう。競合店へ食事へ行く時間がない場合でも、今の時代はインスタグラムなどで気軽に情報を得ることができます。
クレンリネスの徹底
パッと見は綺麗だけど、窓のサッシ部分やお手洗いが汚いというのはNG。お客様は、想像以上に細かな部分まで見ています。イタリアン居酒屋というおしゃれなお店を開業する以上、記念日やデートでの利用も多いです。大切な日こそ、小さな汚れ1つでガッカリされてしまうことも。常にクレンリネスの徹底を行いましょう。掃除箇所のチェック表などを作っておくと、スタッフ全員でクリーンな環境づくりをすることができますよ。
【番外編】狭いお店の場合"特に"ありがちなNG行為
ここからは、狭いお店でありがちな客足が遠のいてしまうNG行為をご紹介します。スタッフや経営者ともに悪気はないのについやってしまいがち...そんな行為が実はあるのです。以下で早速確認してみてください。
スタッフの私物散乱
カウンターメインの居酒屋などでありがちなのですが、カウンターのメイン部分は綺麗なのに隅に埃や私物が置いてある...そんなケースもよくあります。一見すると綺麗なのに、ふと細部に目をやった瞬間にそのお店の現実が見えてしまう。これはお客様の満足度低下に大きく影響します。あくまでも店頭は、お客様に満足してもらう空間であるよう意識しましょう。サッと私物を置いてしまう行為は、無意識にやってしまいがち。私物や書類はスタッフルームに置くという、習慣づけを日頃からすることが大切です。
空調やBGMは適切ですか?
狭い店舗だと思っている以上に空調が効きすぎてしまうことも。スタッフたちは接客や調理にと、動いているため、店舗が冷えすぎているということに気がつきにくいです。お客様にとって適切な温度でないと、どれだけ店舗の雰囲気が良くても居心地はイマイチ。最初のうちはお声がけをしてもいいかもしれません。店舗の広さに合わせた、適切な温度を見つけましょう。また、BGMも同様です。大きな音でガンガン流していては、お客様同士の会話の妨げになるなんてことも。お料理と雰囲気込みで満足できる空間をお届けしましょう。
まとめ
いかがでしたでしょうか。今回は、開業後の集客を中心にお届けしました。小さな工夫で大きく集客が伸びることもあります。すぐに結果は出なくても長い目で見ると、毎日コツコツ行うことで安定した集客を期待することができるアクションもあったかと思います。もちろん接客業ですので、外的要因などで客足が落ち込むことも多々。ただ、どんな時も変わらず、出来ることを精一杯していくことで結果は出ると思います。これから開業する方はもちろん、今現在すでに集客や運営方法で悩んでいる方にも参考にしていただけたら幸いです。
written by 荒津 涼子
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