ラーメン

リピーター続出の人気ラーメン屋であり続けるために ぜひ!おさえたいこと。

いまや国民食といわれるほど人気のラーメン。街で行列のできるラーメン屋を見かける機会も多いですね。中には、毎日でも食べたいと思うラーメン女子も急増中です。
オリジナルスープで自分だけのラーメン屋を開きたい!そんなあなたにぜひやって欲しい開業のポイントを紹介します。長く愛される人気ラーメン屋になるには、どんなことに注意をしたらよいのでしょう。

競合店が多いからこだわりたい!選ばれる店づくりとは?

比較的低資金で始まれるため、ラーメン屋開業は飲食業界ではとても人気があります。専門の資格も必要なく、オリジナルの個性で勝負できるのも魅力のひとつです。ただ、ライバルが多いのも現実。お客様が何度もリピートしたくなる、人気ラーメン屋であり続けるためにどうしたらよいのでしょうか。


 

競合店が多いからこだわりたい!選ばれる店づくりとは?

また食べたいと思うオリジナルスープとメニューの開発

食べておいしく日が経つとまた食べたくなる「あの味」が、ラーメン屋にとってなによりの武器になります。


まずはお客の舌を魅了させるオリジナルスープを、時間をかけて開発しましょう。基本のラーメンが決まったら、ほかにどんなラーメンを展開していくか。サイドメニューの個性で勝負する店も多いですね。女性ならでの視点から「野菜たっぷり」、「冷え性に効く!薬膳ラーメン」など、女性店主だから生みだせるアイディア満載のメニューも強みになります。


看板メニューブラス、あなたの個性で、他店には真似できないラーメンを提供しましょう。


 

自分の強みを生かした店づくり

せっかく自分の店を出すのですから、個性を生かした店づくりをしましょう。前職や得意な趣味を反映した店づくりもおすすめです。


インテリアデザイナーだった店主は、建材に自然素材を豊富に使った、やさしい色調を心がけた店を作りました。一見ラーメン屋とちがう雰囲気で、「おしゃれな店内」と評判になり、女性や家族連れを中心に人気店となりました。


店で流すBGMも店のイメージに合わせて吟味したいもの。ラーメンだけでなく、居心地のよい空間を提供するコンセプトで、隅々まで心配りした店を作りましょう。


 

ターゲットを絞り込む

こんな店にしたいという大まかな構想ができたら、どんなお客様に来て欲しいか、どんな年齢層を中心に集客したいかを考えます。


自分が作りたいラーメンのニーズにあった客を見込める立地や店づくり、メニュー構成がマッチしているか、冷静に判断する必要があります。集客したいターゲット層の生活行動パターンを調査し、店の形態や立地など、的確な判断に結びつけましょう。


 

ターゲットを絞り込む

女性ならではの視点を生かす

ラーメン屋というと、女性ひとりでは入りにくい印象があります。


夜ふらっと仕事帰りに立ち寄って、おいしいラーメンを食べてリラックスして家に帰って欲しい。遅い時間に食べても罪悪感のないヘルシー志向のラーメンメニューを用意すると、喜ばれるかもしれません。


そのほか小さい子供連れでも気兼ねなくラーメンを味わえる店、女性向けに野菜たっぷりの小鉢を選べる小ラーメンセットの充実、ラーメンあとのミニデザートの提供など、お客様に喜んでもらえる「しかけ」を考えるのもいいですね。


 


 

失敗例に学ぶ!

オリジナルな店づくりのために何が必要か見てきましたが、今度は実際に起きた失敗例から、バランスの良い店経営のあり方をみていきましょう。


オーガニックの素材にこだわり、いい食材で作るラーメンを提供しようとしたAさん。原材料にこだわり過ぎたため、売り上げに占める原材料費が高くなり、営業利益が少なく経営を圧迫してしまいました。


こだわりが過ぎて店全体の運営がアンバランスで、長く経営が続かなかった例です。


売り上げに占める原材料費、人件費などの経費が適性で、しっかり利益率を保てるか冷静に判断するのも、大事な店づくりの基本になります。


 

失敗例に学ぶ!

成功例に学ぶ!人気店の店づくり

つぎに修行にも行かず女性ひとりで開業し、成功をおさめた例をみていきましょう。ラーメン好きがこうじて自宅キッチンでのスープづくり。材料を工夫してたどり着いた自信のラーメンは、家族や友人からも大評判になります。


せっかく開発したスープだからという理由で、無謀にも修行なしでラーメン屋を開業し、今では店を数店構える人気ラーメン屋になりました。店主の成功の秘訣は、仕事を自分だけで抱え込まず、ひとり「ひと技」の友人たちの助けがあったこと。成功している経営者の中には、上手にまわりを巻き込みうまくいっているケースも少なくありません。


気負わず、時にはうまくSOSを出せる柔軟な姿勢が成功へのちょっとしたコツなのかもしれませんね。


 

安定した店経営のために かならずおさえておきたいこと!

自分カラーの店づくりの全体像はつかめましたか?


大好きなラーメンをおいしく食べていただくために、長く安定した店経営をするために、かならずやっておきたい経営のノウハウをまとめてみました。


 

安定した店経営のために かならずおさえておきたいこと!

効果的な広告、宣伝をしよう

時代のニーズにあったSNSを活用した効率的な宣伝を心がけましょう。Instagramやtwitter、ブログのアカウントを持ち、お金をかけずに効果的な集客を目指します。おいしそうなラーメンの画像など、視覚的に訴える宣伝効果は絶大。


営業時間や特別なフェア、季節限定メニューの始まり、デリバリーメニュー開始など、書く事がらを変えていくのも、ファンを増やすコツです。スタッフも巻き込んで当番を決めて更新していくと、記事に個性がでてよい従業員間のコミュニケーションにも繋がりますね。来店したお客様の投稿画像や感想もチェックでき、店のメニュー開発のアイディアにもなり、SNSを通して新たなファンの獲得にもなります。


 

店をきれいに保つ

飲食店の基本は衛生。油を多く使うラーメン屋では、掃除は大きな負担になります。たとえ繁盛していてもどこか不快な室内では、居心地の良い店とはいえませんね。


開店当初は少人数でまわし、不慣れなことも多くクリーニングをわずらわしいと思うこともあるかもしれません。店のレイアウトを決める段階から、毎日の掃除をシンプルにする配置や厨房作りも欠かせません。ラーメン作りの導線も考えて、効率的なクリーニングを実現するため、細かい作業工程を事前にしっかり考えることも、円滑な店経営に欠かせないものです。


 

長く愛される店にするには?

長続きする店とは、ズバリお客様にも店主にも心地の良い店です。


お客様にとっておいしいラーメンが食べられ、居心地がよい店であることはもちろんのこと、長く安定した店を運営するためには、店主側の心とからだが健やかなことも大切です。


ラーメン屋は男性でも音を上げるほどの重労働、長時間労働です。ラーメン屋をやりたいという情熱だけでは乗り切ることはできません。バランス良くからだと心を労わるスベも身につけていきたいもの。そのためにも資金面からも、余裕のある経営を心がけ、自分を追い込まず楽しめる店づくりを考えていきましょう。


 

まとめ

ここまで読んでみてどうですか?こだわりの詰まった自分の店を持つには、メニュー開発のほかにも、店づくりに必要なポイントがいくつかありましたね。安定的な経営にはメニュー開発のほかにも競合店との差をつける視点や、実際の開業をイメージした入念なシミュレーションが重要になります。つぎの項目では、夢の開業を具体的にする必要不可欠な準備についてみていきましょう。


 

まとめ

written by arukuma

料理とグルメ、ときどきアンティークが大好きなライターです。
わかりやすく楽しめるコラムづくりを心がけています。