
憧れのマツエクサロンを開業!必要な資格まとめ
2020-01-29
そんなマツエクサロンを開業するにあたり、必要な資格に何があるのかも重要なポイントです。
正しく安全に運営するために、必要な資格を取得していないと後々思わぬトラブルになることも。
そこで今回は、マツエクサロンを開業する際に必要な資格のお話をさせていただきます。
今後マツエクサロンの開業を検討している方は特に必見ですよ。
マツエクサロン開業に必要な資格まとめ
早速ここからは、マツエクサロンを開業する際に必要な資格について具体的な名称を挙げながらご紹介していきます。
以下のカテゴリでは、資格の名称だけでなく詳細まで触れていきます。
どのように資格を取得すればいいのか悩んでいる方にも分かるよう、資格の内容なども噛み砕いて説明していきますね。

美容師免許
アイリストとして自らも施術する場合、美容師免許の資格がマストとなります。
『以前は美容師免許なんて必要なかった気がする…』なんて声も聞こえてきそうですがそれもそのはず。実は美容師免許が必須になったのは2008年のことです。
それ以前に、無資格のアイリストや素人が行いグルーが目に入ってしまうようなトラブルが多発したことが原因だそう。
アイリストになるために、美容師免許を取得するには専門学校を卒業したのちに国家試験を受けることになります。

管理美容師免許
アイリストを2名以上雇う場合には、最低でも1名は管理美容師免許を取得していなければなりません。美容所(サロン)の管理者という位置付けです。
管理美容師は、スタッフの健康状態やサロンの衛生状況などの管理に努める必要があります。
管理美容師になるには、美容師免許取得後3年以上かつ都道府県指定の講習会に参加することが条件。3日間の講習(計18時間)です。

まつ毛エクステンション技能検定試験 (3級・2級・1級)
3級に関しては、美容師免許なしで受験することができます。
これからアイリストを目指す方向けで、基本的な知識を学ぶことができます。
そのため、実技はなく筆記試験のみ。
続いて、2級はプロとしてサロンワークに入るにあたり必要な知識(まつ毛や衛生面)を抑えておく必要があります。また2級からは実技試験もあります。
日本アイリスト協会の認定校などで試験対策を行うことも可能。
さいごに1級に関しては、知識はもちろんのこと技能面はアート技能も含まれます。
カウンセリングからはじまり、実技試験や筆記試験を受験。
まるでサロンワークのような雰囲気で、一連の行動や技術を審査されます。

アイデザイナー技能検定 (1級 トップデザイナー・2級 アイデザイナー)
2級のアイデザイナーに関しては、実技試験が90分と筆記試験が30分あります。
実技試験では両目の上まつげに50本以上のアイラッシュを接着。(60分以内)
そして20分以内に全てオフしなければなりません。
また、筆記試験は、記述と選択問題があります。
続いて、1級のトップデザイナーに関してですが、こちらは当然ながら2級より難易度がアップ。
実技試験が120分と筆記試験が60分です。
実技試験では、上まつげに80本以上のアイラッシュの接着と下まつげの部分オフ、さらに両目下まつげに20本以上のアイラッシュを接着します。(60分以内)
こちらも筆記試験は、記述と選択問題ですが実技試験の難易度が非常に高いですね。

プロアイリスト検定 (3級・2級・1級)
プロアイリスト検定は、知識よりも技能面を重要視した検定です。
そのため、実際のサロンワークでもお客様に安心感を与えることができ、役に立つことも多いでしょう。
3級はベーシックな技能力を審査されます。
アイラッシュが正しく接着できているか、60分以内に60本以上つける施術を実施。
そして筆記試験は40分で、基礎的な知識を問われます。
2級は、3級よりも高いスキルでアイラッシュの装着ができているかが重要。
60分以内に80本以上つける施術を行います。
また筆記試験は60分です。
そして1級ともなると、店長やサロンオーナーレベルのスキルが求められます。
実技試験では60分以内に80本以上つける点は、2級と変わりませんがそれに加えて下まつげを10本以上つけなければなりません。
筆記試験に関しては2級と同様に60分です。

美容師免許はマストだけど…その他資格は必要なの?
マツエクサロンを開業するにあたり、自身がアイリストとして施術を行う場合に美容師免許はマストだと先ほどお伝えしました。
その他の検定に関しては、もちろん取得していなくても開業してアイリストとして活躍することは可能。
しかし、現在マツエクサロンは美容室併設や単体などさまざまな形態で、新規出店が相次いでいます。だからこそ技術面やサービス面など、どこかで競合店との差別化を図らなければ勝ち残れません。
開業時に資格を取得しておくことで、お客様の信頼にも繋がることでしょう。
スタッフを雇う際に、資格を持っている人材を見つけるのも1つの手です。
サロン一丸となり、技術やサービス力の底上げを日々行いましょう。

資格取得の際の勉強方法は…?
資格を取得する際は “スクールへ通う” “通信講座” “独学” 大きく分けてこの3つだと思います。
資格の難易度や自身の向き不向きに合わせてチョイスすると良いでしょう。
実技試験と伴う場合が多いので、友人や知人の確保も重要なポイントとなってきます。
スクールの場合は、生徒同士で行うなんてことも。
人材の確保が難しい方は、思い切ってスクールに入るのも1つの手ですね。

予算は抑えられるけど…独学の注意点
独学の場合は『本当にこれでいいのか?』このあたりの疑問が払拭できないなんてことも。
もちろん教材や参考書に詳しく記載されていることも多いため、正しく学べば問題はありません。
ただ、今後開業するにあたり確実な知識を得たい場合や、心配性の方はスクールや通信講座などで知識の確認をしながら進めたほうが賢明かと思います。

まとめ
今回は、マツエクサロン開業にあたって必要な資格と、あると役立つ資格(検定)について詳しくまとめてみました。
いざ開業する際に、必要な資格を持っていなかったなんてことのないように事前にしっかり取得しておきましょう。

written by Aratsu Ryoko
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